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カテゴリー:ウェディング準備

「6月の花嫁」が選ばれる理由とは?ジューンブライドの魅力と成功のポイント

投稿日:2025.06.23更新日:2025.06.27

「6月の花嫁」が選ばれる理由とは?ジューンブライドの魅力と成功のポイントのイメージ

「6月に結婚すると幸せになれる」――こんな言い伝えを耳にしたことはありませんか?
ジューンブライドという言葉には、古くから続くヨーロッパの風習や、季節の美しさに包まれた結婚式への憧れが込められています。

日本でも人気が高いこの挙式スタイルには、ロマンティックな意味だけでなく、実際のメリット、そして注意点もあります。

この記事では、ジューンブライドの由来や魅力、結婚式を成功させるための工夫をご紹介します。

ジューンブライドとは

Juneは英語の「6月」。Juneの語源は、諸説ありますが、ローマ神話の女神・ユノ(Juno)に由来していると一般に言われています。

そのため、6月はユノの加護を受けられる時期と考えられ、その月に結婚するとユノの祝福を受け、幸せな結婚生活が送れると考えられていました。

また6月はヨーロッパでは農閑期であることから、参列者が集まりやすかったという実用的な背景もあります。

日本で広まった理由

日本では梅雨シーズンでもあり農作業が忙しくなる6月。
かつてこの月の結婚式需要は低迷していました。その対応策として1960年代後半、ブライダル業界はヨーロッパの「ジューンブライド」の伝承をPR戦略として積極的に取り入れました。

「6月に結婚すると幸せになれる」というキャッチコピーを使い、広告や宣伝を展開。
これが徐々に一般に浸透し、日本においても「ジューンブライド=幸せな花嫁」というイメージ定着が成功しています。

ジューンブライドのメリット

1. 結婚式費用が比較的安い

日本では6月は梅雨の時期で結婚式のオフシーズンにあたるため、式場の費用が春や秋のハイシーズンよりも安く設定されている場合が多いです。

多くの式場で「ジューンブライド特典」や割引プラン、ジューンブライドフェアなどのキャンペーンが実施されることがあります。

2. 式場や日程の予約が取りやすい

6月は結婚式の件数が少ないため、人気の式場や希望の日程で予約が取りやすい傾向があります。

3. 新婚旅行の計画がしやすい

6月は旅行のオフシーズンでもあります。そのため、予約が取りやすく、新婚旅行の費用も抑えやすいです。

ジューンブライドの注意点

1.天候が悪い

日本の6月は梅雨の時期であり、雨が多いことが最大のデメリットです。

2.イベントが天候に左右される

雨天により、屋外での挙式やガーデンパーティー、フラワーシャワー、バルーンリリースなどの演出ができない、または中止になる場合があることが指摘されています。

3.ゲストの衣装やヘアメイクへの影響

ゲストが会場に来る際に、着物やドレス、靴が濡れる、髪型やメイクが崩れるなどのリスクがあります。

4.移動が大変

足元が悪く、ゲストの移動が大変になることも事実として挙げられています。

ジューンブライドの結婚式を素敵に演出するためのコツ

天候対策の準備

屋外の挙式やパーティーを予定しているなら、万一の雨に備えた代替プランを用意しておきましょう。
テントの手配や、写真撮影のロケーション変更案も含めた打ち合わせが安心です。

季節感を活かしたテーマ

湿度が高い、暑い日もある時季の挙式となりますので、ゲストにはさわやかさを感じて帰ってもらいたいものです。

そのために、式の演出に清涼感のある花や色をテーマに取り入れるといいでしょう。
ラベンダーやブルー系を基調にした装飾は、清涼感と上品さを兼ね備えています。

ゲストへの配慮

湿気や気温対策として、冷たいドリンクやうちわの用意、空調の調整などでゲストが快適に過ごせるよう工夫しましょう。
小さな心配りが、式全体の印象を左右します。

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大切なのはふたりで納得して決めること

ジューンブライドには、ロマンティックな言い伝えや、6月ならではの美しい季節感といった、心惹かれる魅力があります。

一方で、日本の6月は梅雨のシーズン。天候が不安定なぶん、事前の準備や雨への対策が、結婚式を成功させるための重要なポイントになります。


「ふたりでしっかり話し合って決めた日」であれば、どんな季節でもきっと素敵な一日になるはずです。

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