カテゴリー:結婚生活のコツ
「あなたはいつも」は危険信号!夫婦関係の土台を固めるコミュニケーション術
投稿日:2025.11.18更新日:2025.12.05

新婚生活はお互いの生活習慣や価値観が一つになる、大切なスタートの時期です。
この時期、実はコミュニケーションの取り方が、これからの結婚生活の土台になります。
そういった大切な時期だからこそ、言葉の選び方が重要になってきます。
言葉には強い力があります。背中を押してくれる言葉もあれば、傷つけ心折れさせる言葉もあります。
特に「傷つける言葉」は、恋愛や夫婦関係において、想像以上に深い感情的なダメージを与えることがあります。
だからこそ、新婚生活で「言ってはいけない言葉」を知っておくことは、円満な関係を築くための第一歩になります。
では具体的にどんな言葉を避けるとよいのでしょうか。
目次
絶対に避けたい4つの言葉
1. 「離婚」「別れ」をほのめかす言葉

喧嘩の最中、つい口にしてしまいそうになる言葉があります。
「もう別れたい」「あなたとはやっていけないかも」といった、離婚をほのめかす言葉です。
これらは、安心や信頼を損なう言葉なんです。
なぜでしょうか?
こうした言葉は、相手が「この関係から抜け出す選択肢を常に持っている」「本気でこの結婚に向き合っていない」という印象を与えます。この言葉を聞いた瞬間、信頼関係が揺らぎはじめます。
もし、あなたがこんな言葉をかけられたら、「この結婚、そんな軽い気持ちだったの?」「この人は本当は一緒にいたくないのかもしれない」と不安になりませんか?
2. 「結婚を後悔している」という言葉
「あなたと結婚しなければよかった」
この言葉は、相手の存在そのものを否定することになります。
もしあなたが同じことを言われたら、平気でいられますか?
結婚を後悔するような言葉は、相手に過去の選択や関係自体を否定された印象を与え、深く傷つけるとされています。
特に新婚期は、お互いが「選んでよかった」と思える関係を築いていく時期です。
こういった、信頼関係を元からひっくり返してしまうような言葉は避けなければなりません。
3. 「あなたはいつも〇〇だ」という決めつけ

「あなたはいつも遅刻する」
「あなたは絶対に片付けない」
こういった悪い決めつけの言葉です。これは相手のすべてを否定しているように聞こえます。
例えば、朝のバタバタした時間。パートナーが身支度に時間をかけていると、「あなたはいつも準備が遅い」と言いたくなるかもしれません。
では、あなたは準備に手間取ることは絶対にありませんか?
人は誰でも欠点があります。でも、あなたのパートナーは、あなたの選んだ大切な人です。責める代わりに、どうすれば良くなるかを一緒に考えましょう。
4. 相手の家族や親戚への悪口
新婚生活がはじまると、お互いの家族・親戚との新しいつながりもはじまります。
もし、あなたが「あなたのお母さんのやり方は変だ」とパートナーに言われたら、どう思いますか?
パートナーにとって、自分の家族・親戚は大切なルーツです。その人たちへの悪口や否定的な態度は、パートナー自身の心の領域を攻撃しているのと同じ。
言葉選びには、細心の配慮が必要です。
なぜ、これらの言葉が問題なのか?
ここまで読んで、「そこまで気にする必要があるの?」と思った方もいるかもしれません。
言葉は、二人の間の「信頼」「安全感」「一体感」を作るものです。言葉には、それらを壊す力も秘めています。
「別れる」―「私たちは大丈夫」という安全感が失われ、そこまで少しずつ築いてきた信頼が一気に壊れます。
「後悔」「人格否定」―お互いが「チーム」ではなく「敵」のように感じてしまい、一体感が薄れます。
コミュニケーションの研究によると、繰り返される否定、比較、決めつけが「破壊的なコミュニケーションパターン」として関係悪化を招くとされています。
一度や二度なら大丈夫かもしれません。でも、それが習慣になってしまうと、関係の基盤が少しずつ崩れていきます。
この大切な土台作りの時期にヒビを入れてしまっては、後々、大きな問題につながりかねません。

では、どうすればいい? 実践的な対策は?
「頭では分かっているけど、つい言っちゃうんだよな…」という人もいるでしょう。大丈夫です!
言葉遣いは習慣です。少しずつ変えていきましょう。
主語は「私」で伝える
相手を決めつけるのではなく、まず事実を観察しましょう。
「昨日も今日も、夫は約束の時間より30分遅れた」
これは観察です。
観察を伝えてから、「私は〇〇と感じた」と「私」を主語にして感じたことをシンプルに言葉にします。
「昨日も今日も、約束の時間より30分遅れたけど、どこか体調が悪い?私、心配なんだけど」
これで私を主語にして自分の感情を伝えられます。
他にも…
家事分担が偏っていると感じたとき
✕「私ばっかり家事してるんだけど?」
◯「最近少し負担が大きいと感じていて、手伝ってもらえると私、助かる」
LINEの返信が遅いとき
✕「返信遅すぎ!」
◯「返信に時間がかかると、私は心配になってしまう」
自分の意見を否定されたように感じたとき
✕「なんでいつも反対ばっかりするの?」
◯「意見をすぐ否定されると、私は悲しくなることがある」
相手を責めずに、ただ自分の気持ちを伝えましょう。
家族の話は二人で共有する
相手の家族について不満がある時は、すぐに言葉にしません。
批判する前に、「ねえ、一つ相談してもいい?」「ちょっと困っていることがあるんだけど」と、まずは味方であるパートナーと気持ちを共有しましょう。二人で話し合うことで、お互いの立場や気持ちが理解できます。
定期的な「振り返り時間」を作る

新婚期だからこそ、週に一度でも「二人の振り返り時間」を設けてみてください。
「今週、わたし(僕)の言葉で嬉しかった/嫌になったことは?」
穏やかなときにお互いに言葉について話す時間を作りましょう。こうした対話を通じて、お互いの言葉に注意する習慣が自然に育ちます。
ネガティブな言葉は、すぐに言い換える
とはいえ、ついついネガティブな比較表現が出てしまったら?
「でも、あなたの良いところは〜」と別のポジティブな言い方に置き換える練習をしてください。この習慣を持つだけで、会話の雰囲気が大きく変わります。
新婚期だからこそ、言葉を大切に
新婚生活は、「2人の暮らしの雰囲気」を作るスタートです。
言葉の選び方が、これから数十年にわたる二人の関係の空気を決めてしまいます。
大切なのは、「言ってはいけない言葉」を避けるだけではありません。
「言いたい言葉」を積極的に選ぶことが重要です。
言葉で紡ぐ、幸せな結婚生活
この記事では、新婚生活には、関係を損なうリスクのある言葉について深堀しました。
そんな言葉よりも
「ありがとう」「嬉しい」「助かった」「あなたがいてくれてよかった」
こうした言葉を、日常の中で意識的に使ってみてください。
難しいですか?
まず「自分が言われてうれしくなるような言葉を出す、嫌になる言葉は避ける」ようにしてみてください。
夫婦で互いに言葉を選び、思いやりと尊重をもってコミュニケーションを育む。
それができれば、新婚生活を素晴らしいスタートにできるはずです。二人で作る新しい生活を、温かい言葉で満たしていきましょう。末永くお幸せに。

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