プロフィールムービーで結婚式の余興を盛り上げる

京都エタニティ

【徹底解説】結婚式のムービー演出する?しない?後悔しないためのポイントは

投稿日:2025.06.14更新日:2025.06.20

【徹底解説】結婚式のムービー演出する?しない?後悔しないためのポイントはのイメージ

結婚式にはさまざまな演出があります。その中でも「ムービー演出」は、感動的で印象に残るものとして人気です。

けれども、すべてのカップルがムービーを取り入れるべきかといえば、そうとも限りません。「絶対に必要!」という声がある一方で、「なくても大丈夫」と考える人もいます。

そこで今回は、結婚式におけるムービー演出について、賛否両面から整理しながら、必要性を一緒に考えてみましょう。

ムービー演出をする派の理由

感動を共有できる

ムービーは、新郎新婦のこれまでの歩みや、家族・友人への思いを映像と音楽で伝えられるツールです。特に両親への感謝を伝える場面では、言葉だけでは伝えきれない気持ちを届けることができます。

涙を誘うような、あたたかい時間が生まれるのも、この演出ならではです。

 新郎新婦の子ども時代からの写真を繋げたスライドショーに、感謝のナレーションを添え、美しい楽曲を流す。そんなムービーを見ながら、目頭を押さえる親御さんの姿は珍しくありません。

式全体に特別感をプラス

ムービーは「演出の一部」として、式の雰囲気を引き立てる役割も果たします。テーマやトーンに合わせた映像を流すことで、式に統一感やストーリー性が生まれます。

オープニングムービーで場を盛り上げ、エンドロールで感謝を伝えて締めくくる。そんな流れがあると、ゲストの記憶にも深く残るはずです。

実際に多い演出例

  • 映画の予告編風に仕立てたオープニングムービー
  • ゲストの名前と写真を組み合わせたエンドロールムービー

ムービー演出をしない派の理由

費用と手間がかかる

ムービーをプロに依頼する場合、撮影・編集にたいてい数万円以上かかります。さらに、構成、写真の選択やナレーションの準備など、意外と手間もかかります。

限られた予算の中で、他に大事にしたい部分がある
そんなカップルにとっては、ムービー演出が負担になるかもしれません。

たとえば、 ムービーを削って、その分を料理や装花に充てる。ゲストの満足度を優先した判断も一つの選択です。

式の流れや時間を考えると…

披露宴には、食事、スピーチ、余興と内容が盛りだくさん。そこにムービーを何本も入れると、式が長く感じられ、ゲストが疲れてしまうこともあります。

特に後半は集中力も切れやすいので、ムービーの効果が薄れてしまう可能性も。

ある事例では、披露宴後半にダンスやクイズを行った直後にムービーを流したところ、ゲストの注意が散漫になってしまったという話も聞きます。

シンプルな式を好む人も

最近では、形式にとらわれない自由なスタイルの結婚式が増えています。アットホームで気取らない式を希望するカップルにとっては、ムービー演出そのものが「大げさ」「しっくりこない」と感じることも。

たとえば、ゲストとの対話を重視し、演出は最小限にとどめたカジュアルなパーティー形式。そんなスタイルには、ムービーは必ずしも必要ではないかもしれません。

ムービー演出を選ぶときのポイント

自分たちらしさを大切に

ムービーを入れるかどうかは、「どんな結婚式にしたいか」によって変わります。無理に演出を増やすよりも、ふたりのテーマや想いに合った選択をするのが一番です。

「ムービーがあった方が伝えやすい」と感じるなら取り入れればいいし、そうでなければ潔く省く。それで十分です。

ゲストの気持ちを想像してみる

ムービーは「ゲストに見てもらうもの」と考えると、自然と構成や長さの目安が見えてきます。目安としては、1本あたり3〜5分程度が見やすいと言われています。

ゲストの立場になって「飽きないか?共感できるか?」と考え、自己満足や自分本位のムービーになっていないか振り返りましょう。

予算やスケジュールとのバランス

ムービーは素敵な演出ですが、絶対に必要なものではありません。予算や時間に余裕がない場合は、内容をシンプルにしたり、自作ムービーにしたりといった工夫も選択肢の一つです。

「ムービーを入れるために他を削る」のではなく、「大切なことに優先順位をつける」。そんな視点で考えるのもおすすめです。

大切なのは「ふたりがどんな結婚式にしたいか」

ムービー演出には、心を動かす力があります。ふたりの想いを映像に込めて、ゲストと共有できるのは、結婚式ならではの魅力です。

でも、だからといって「やらなければならない」わけではありません。お金も時間も限りがある中で、無理に詰め込むと本末転倒になることもあります。

いちばん大切なのは、「ふたりがどんな結婚式にしたいか」ということ。
ムービーを入れるかどうかは、その理想を叶えるための“選択肢のひとつ”にすぎません。

あなたらしい一日をつくるために。
必要かどうかを、自分たちのスタイルや価値観から見つめ直してみてはいかがでしょうか?

ムービー演出は、あくまで結婚式を彩る一つの手段。
でも、もし「伝えたい想いがある」「自分たちらしい演出で心に残る時間をつくりたい」と感じているなら、映像という形で表現することを一度考えてみてもいいかもしれません。

私たちは、そんなおふたりの気持ちに寄り添いながら、ムービーの制作をしております。 ご相談だけでも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。