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カテゴリー:結婚生活のコツ

結婚したら実家とはどう付き合う?無理のない距離感の考え方

投稿日:2026.08.19更新日:2026.08.19

結婚したら実家とはどう付き合う?無理のない距離感の考え方のイメージ

結婚すると、実家との付き合い方に迷う場面が増えます。

「もっと帰ってあげた方がいいのかな」
「夫婦の時間を優先したいけれど、親に申し訳ない」
「実家とは少し距離を置きたいけれど、罪悪感がある」

この悩みに、ひとつの正解はありません。

実家が安心できる場所だった人もいれば、そうではない人もいます。
だからこそ、誰かの「普通」が、自分たちにも当てはまるとは限りません。

この記事では、結婚後の実家との距離感について、さまざまな立場から考えていきます。

実家との関係は、家庭によって本当にさまざま

「結婚したら実家より夫婦を優先するべき」
「親なんだからもっと会いに行くべき」

SNSやネットでは、そんな意見を見かけることがあります。

でも実際には、実家との関係は家庭によって驚くほど違います。

毎週のように実家へ帰る人もいれば、お盆やお正月くらいしか帰らない人もいます。
毎日のように連絡を取り合う親子もいれば、用事があるときだけという家庭も珍しくありません。

親との関係は、それまで積み重ねてきた時間や家族の形によって違います。

だからこそ、「普通はこう」という言葉に自分たちを当てはめようとすると、かえって苦しくなってしまうことがあります。

結婚後の実家との付き合い方を考えるときは、まず「家庭によって違うのが当たり前」という前提を持つことが大切です。

実家との距離感で悩むのは、あなただけではありません

結婚後の実家との付き合い方で悩む理由は、人それぞれです。

ここでは、実際によくあるケースをご紹介します。

「自分だけじゃなかったんだ」と感じられるものがあれば、それだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。

ケース① 実家が好き。でも夫婦の時間も大切にしたい

Aさんの実家は車で20分ほど。

結婚前は仕事帰りに夕飯を食べに寄ることも多く、お母さんと何気ない話をする時間が楽しみでした。

結婚後もその習慣は変わらず、週末になると自然と実家へ向かっていました。

ある日、パートナーからこんな一言を言われます。
「もちろん帰るのはいいんだけど、せっかくの休日だから二人で過ごす日もほしいな。」

その言葉を聞いて初めて、「自分にとって当たり前だったことが、相手にとっても当たり前とは限らないんだ」と気づいたそうです。

「どちらも大切」は、わがままではない

Aさん夫婦は話し合い、実家へ帰る頻度を少し見直し、
「毎週帰省していたのを月1回にし、その代わり週に一度は電話をする」という形に変えました。

最初は「帰る回数が減ったら親が寂しがるかな」と心配していたそうです。

でも実際には、電話で近況を話したり、帰省した日はゆっくり食事をしたりするようになったことで、「回数は減ったけど前より話す時間は増えたね」と笑い合えるようになりました。

パートナーともゆっくり過ごせる時間が増え、お互いに気持ちよく過ごせるようになったそうです。

実家を大切にしたい気持ちも、夫婦の時間を大切にしたい気持ちも、どちらも間違いではありません。

大切なのは、「どちらかを選ぶこと」ではなく、二人で心地よいバランスを見つけることなのかもしれません。

ケース② 実家とは少し距離を置きたい。でも罪悪感がある

Bさんは昔から親との価値観が合わず、帰省すると疲れてしまうことがありました。

結婚を機に、「少し距離を置きたい」と思うようになったものの、

「親を大切にできていないのでは」
「冷たい子どもだと思われるかな」

という罪悪感が消えませんでした。

距離を置くことは、親を嫌いになることではない

ある時からBさんは無理に長居をするのをやめ、誕生日や母の日にはメッセージを送り、近況を電話で伝えるようにしました。

すると、以前よりも気持ちに余裕が生まれ、「会うときは穏やかに話せるようになった」と感じるようになったそうです。

親との距離感は、「近いほど良い」というものではありません。
少し距離を取ることで、かえって良い関係になれることもあります。

お互いが気持ちよく過ごせる距離を探すことも、大人になった親子の付き合い方のひとつです。

ケース③ 義実家とのバランスが難しい

Cさん夫婦が悩んでいたのは、自分の実家ではなく「義実家とのバランス」でした。

自分の実家へ帰ると、
「今度は向こうのご両親にも顔を出さなきゃ。」
そんな気持ちになってしまいます。

逆に、義実家へ行く予定が続くと、
「最近、自分の親に全然会えていないな。」
と少し寂しくなることもありました。

「平等」より「納得できること」が大切

そこで二人は、「回数を同じにする」のではなく、「お互いが納得できるか」を基準に話し合うことに。

お盆は夫側、お正月は妻側。
長期休み以外は、その都度予定を見ながら決める。

そんなルールを作ったことで、「どちらかが我慢している」という感覚がなくなったそうです。

義実家との付き合い方に正解はありませんが、「話し合える夫婦」でいることが、何より大切なのかもしれません。

どちらかの家族を優先する日があっても、その理由を夫婦で共有できていれば、不思議と不満は少なくなっていったそうです。

ケース④ 「もっと帰ってきなさい」と言われてしまう

Dさんは結婚後、実家から少し離れた場所へ引っ越しました。
仕事も忙しく、月に一度帰れるかどうか。

そんなある日、お母さんから
「最近全然帰ってこないね。」
と言われます。

悪気はない一言なのは分かっています。

でも、「もっと帰らなきゃいけないのかな」とプレッシャーに感じてしまいました。

親が欲しいのは「回数」ではないこともある

そこでDさんは、帰省できない代わりに、季節の写真や日常の出来事をLINEで送るようにしました。

「今日はこんなお店に行ったよ。」
「新しい家具を買ったよ。」

そんな何気ないやり取りだけでも、お母さんは以前より安心したようでした。

親御さんが本当に求めているのは、「毎週帰ってくること」ではなく、「元気に暮らしている」と分かることなのかもしれません。

自分たちらしい距離感が、一番心地いい

実家を大切に思う気持ちも、夫婦の時間を大切にしたい気持ちも、どちらも間違いではありません。

また、「少し距離を置いたほうが心が穏やかでいられる」という人がいても、それも決して悪いことではありません。

家族の形は、本当に人それぞれです。
だからこそ、周りの家庭と比べる必要はありません。

大切なのは、「自分たちはどうありたいか」を夫婦で話し合い、お互いが心地よく続けられる距離感を見つけることです。

結婚式は、親との関係を見つめ直すきっかけになる

結婚式の準備を始めると、自然と幼い頃の写真を見返す機会が増えます。

「こんなに小さかったんだ。」
「この旅行、楽しかったな。」

写真を整理しているうちに、自分では忘れていた思い出がよみがえり、親との時間を改めて振り返る人も少なくありません。

もちろん、その感じ方も人それぞれです。

「もっと感謝を伝えたい」と思う人もいれば、「いろいろあったけれど、一つの区切りとして向き合ってみよう」と感じる人もいるでしょう。

プロフィールムービーに映るのは、家族それぞれの物語

プロフィールムービーは、新郎新婦の紹介映像であると同時に、これまで歩んできた家族の時間を映す映像でもあります。

家族写真がたくさんある人もいれば、友人との写真が多い人もいます。
親へのメッセージを入れる人もいれば、あえて多くは語らない人もいます。

どれも間違いではありません。

そして結婚式は、その距離感や家族との歩みを改めて見つめ直すきっかけになる日でもあります。

プロフィールムービーに映る一枚一枚の写真には、それぞれの家族だけの物語があります。

その物語を大切にしながら、新しい家族としての一歩を、自分たちらしい形で踏み出していけると素敵ですね。