カテゴリー:ウェディング準備
親への感謝を結婚式で伝える方法|手紙以外も紹介
投稿日:2026.07.31更新日:2026.07.31

結婚式で親へ感謝を伝えたいと思っても、「何をすればいいのか分からない」「言葉にすると照れくさい」と悩む方は少なくありません。
親への感謝は高価なプレゼントより、気持ちが伝わる方法を選ぶことが大切です。
花束や手紙のような定番の演出はもちろん、プロフィールムービーや子育て感謝状のように、言葉以外で思いを届ける方法もあります。
この記事では、結婚式でできる親への感謝の伝え方と、結婚式以外で続けられる親孝行のアイデアを、親目線も交えながら分かりやすく紹介します。
親への感謝は「何を贈るか」より「どう伝えるか」が大切

結婚式で両親への感謝を伝えようと考えたとき、多くの人が「どんなプレゼントを贈れば喜んでもらえるだろう」と悩みます。
しかし、本当に大切なのは贈り物の豪華さではなく、「ありがとう」という気持ちがきちんと伝わることです。
花束や手紙、記念品、プロフィールムービーなど、伝え方にはさまざまな方法があります。
どれが正解ということはなく、ご両親の性格や家族らしい関係性に合った方法を選ぶことが何より大切です。
まずは「何を贈るか」ではなく、「どんな気持ちを届けたいか」から考えてみましょう。
親が本当に嬉しいのは”ありがとう”を伝えようとしてくれたこと
結婚式では、「せっかくだから良いものを贈りたい」と考える方も多いでしょう。
しかし、多くの親御さんにとって嬉しいのは、プレゼントの金額ではなく、「自分たちのために選んでくれた」という気持ちです。
例えば、高級な時計やブランド品よりも、幼い頃の写真が入ったフォトフレームや、手書きのメッセージを添えた記念品の方が、何度も見返したくなるという親御さんは少なくありません。
物の価値よりも、その贈り物に込められた思いが、何年経っても心に残るのです。
親は見返りを求めて子育てをしていない
親は将来感謝してもらうために子育てをしているわけではありません。
毎日のお弁当作りや送り迎え、反抗期の対応、進学や就職の心配など、その時々で必死に子どもと向き合ってきた結果が今につながっています。
だからこそ、「育ててくれてありがとう」という一言は、親にとって思っている以上に特別な言葉になります。
実際、大人になってから改めて親へ感謝を伝える機会は意外と少ないものです。
照れくさくて言えなかった言葉を結婚式という人生の節目で聞けることは、それだけで十分に価値のある贈り物なのです。
実際に親が心に残ったのは”言葉”だったという声も
親御さんからは、「プレゼントはもちろん嬉しかったけれど、一番心に残っているのは子どもの言葉だった」という声もよく聞かれます。
「手紙を読んでくれた瞬間を今でも覚えています」
「プロフィールムービーの最後に『ここまで育ててくれてありがとう』と書かれていて思わず涙が出ました」
など、印象に残るのは豪華な演出よりもふたりらしい素直な気持ちです。
感謝の言葉は長くなくても構いません。
「ありがとう」「これからもよろしくね」という短い一言でも、親にとっては何度も思い返したくなる宝物になります。
親によって嬉しい演出は違う

親への感謝を伝える方法に「これが正解」というものはありません。
同じ花束や手紙でも、親御さんの性格や家族の関係性によって、心に響くポイントは大きく変わります。
ここでは、親御さんのタイプ別に、感謝が伝わりやすい演出の考え方をご紹介します。
人前が苦手なお父さんもいる
感謝を伝える演出は人気ランキングだけで決める必要はありません。
例えば、普段から感情を表に出さないお父さんなら、人前で長い手紙を読まれるよりも、花束を渡しながら「今までありがとう」と一言伝える方が、自然に気持ちを受け取ってもらえることがあります。
照れながら笑う姿も、その家族らしい思い出になるでしょう。
お母さんは言葉を大切にすることも多い
一方で、お母さんは手紙やメッセージを大切に保管している方も少なくありません。
普段は照れくさくて言えない言葉だからこそ、結婚式で読まれる手紙は何年経っても読み返したくなる宝物になります。
プロフィールムービーのコメントに「お母さんのお弁当が毎日の楽しみでした」「いつも味方でいてくれてありがとう」と一文添えるだけでも、十分に気持ちは伝わります。
サプライズが苦手な親もいる
最近はサプライズ演出も人気ですが、すべての親御さんが喜ぶとは限りません。
人前に出ることが苦手だったり、涙を見られるのが恥ずかしかったりする方もいます。
そのような場合は、披露宴ではシンプルに感謝を伝え、後日ゆっくり食事に誘ったり、アルバムや写真をプレゼントしたりする方が、かえって喜ばれることもあります。
「人気の演出」より「自分たちらしい伝え方」を選ぼう
SNSで話題の演出や人気ランキングは参考になりますが、それが自分たちの家族に合っているとは限りません。
大切なのは、「この演出なら父と母が喜んでくれそう」と思えることを選ぶことです。
家族らしい距離感や普段の関係性を大切にした演出は、派手ではなくても心に残ります。
結婚式は誰かと比べるための日ではありません。
ご両親への感謝を、自分たちらしい方法で伝えることが、一番の親孝行になるのではないでしょうか。
結婚式で親へ感謝を伝える演出5選

結婚式で親へ感謝を伝える方法といえば、手紙や花束贈呈を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、近年はプロフィールムービーや子育て感謝状など、さまざまな方法が選ばれるようになっています。
ここでは、多くの新郎新婦に選ばれている代表的な5つの演出と、それぞれの魅力や選び方をご紹介します。
① 手紙|短い言葉でも、一番まっすぐ気持ちが伝わる演出
結婚式で親へ感謝を伝える演出として、今もなお一番選ばれているのが「両親への手紙」です。
「泣いてしまいそう」「人前で読むのは恥ずかしい」と悩む方もいますが、手紙が選ばれ続けている理由は、普段はなかなか言えない気持ちを、自分の言葉で伝えられるからです。
長い手紙より「自分らしい言葉」が心に残る
「立派な文章を書かなきゃ」と考える必要はありません。
親御さんが聞きたいのは、上手な文章ではなく、子どもの素直な気持ちです。
書く内容に迷ったら、「ありがとう」と思った出来事を思い出してみるのがおすすめです。
例えば、
- 毎日作ってくれたお弁当
- 習い事の送り迎え
- 受験のときに支えてくれたこと
- 落ち込んだ日に何も言わず話を聞いてくれたこと
一つのエピソードを具体的に書くだけで、気持ちは十分伝わります。
② 花束贈呈|「ありがとう」を形にして渡せる定番演出
花束贈呈は、結婚式のクライマックスを彩る定番演出です。
花には「感謝」「尊敬」「門出」などさまざまな意味が込められており、言葉だけでは照れくさい方でも、花束を手渡すことで自然と気持ちを伝えられます。
最近では、会場の装花と同じ花を使うだけでなく、お母様が好きだった花や、ご両親の結婚記念日に贈った花を取り入れる方も増えています。
「昔、お母さんが好きって言っていたガーベラを選びました。」
そんな一言を添えるだけで、花束は単なるプレゼントではなく、思い出の詰まった贈り物になります。
③ 記念品・プレゼント|”物”ではなく”選んだ理由”が伝わる
結婚式では、花束と一緒に記念品を贈る方も多くいます。
夫婦茶碗や時計、フォトフレーム、旅行券など選択肢はさまざまですが、実は何を贈るか以上に、「なぜそれを選んだのか」が大切です。
例えば、
「お父さん、お酒が好きだから晩酌で使ってね。」
「お母さん、これからは二人で旅行を楽しんでね。」
このような一言があるだけで、プレゼントは何倍も特別なものになります。
価格ではなく、自分たちのことを考えて選んでくれたという気持ちが、ご両親にとって何より嬉しい贈り物になります。
④ 子育て感謝状|飾って残せる”ありがとう”
近年人気が高まっているのが、子育て感謝状です。
生まれてから結婚式当日までの日数や、幼少期の写真、感謝のメッセージを一枚にまとめられるため、「手紙はしまってしまうけれど、これは飾っておける」と選ぶ方が増えています。
手紙はその場で読む感動がありますが、子育て感謝状は結婚式が終わったあとも、リビングや寝室に飾って何度でも見返せるのが魅力です。
写真を見るたびに子育ての日々を思い出し、「あの日も頑張ってよかったな」と感じてもらえる、長く残るプレゼントになります。
⑤ 家族写真|これからの思い出をプレゼントする
結婚式では、花束や記念品だけでなく、家族写真をプレゼントとして考える方も増えています。
結婚式は、新しい夫婦のスタートであると同時に、親子としての一区切りでもあります。
これまで家族で写真を撮る機会はあっても、結婚式のように正装をして、家族全員がそろう日はそう多くありません。
だからこそ、この日に撮る一枚は、ご両親にとっても特別な宝物になります。
写真は何年経っても見返すことができ、「あの日はこんなに笑っていたね」と会話のきっかけにもなる、形に残る贈り物です。
特に家族写真は、「みんなそろって撮れる機会が少なくなったからこそ宝物になった」と感じる親御さんも多いようです。
緊張がほぐれた自然な笑顔や、何気ない会話をしている様子まで写真に残せるため、「かしこまった記念写真よりも、この写真がお気に入り」という声も少なくありません。
プロフィールムービーだから伝えられる感謝がある

手紙やプレゼントと並んで、近年「親への感謝を自然に伝えられる」と選ばれているのがプロフィールムービーです。
プロフィールムービーは、ゲストに新郎新婦を紹介するための演出と思われがちです。
でも実は、一番心を動かされているのは、ご両親かもしれません。
数分間の映像の中には、生まれた日から今日までの思い出が詰まっています。
幼い頃の写真や家族との思い出、そして最後に添えられた一言は、他の演出では伝えきれない感謝を届けてくれます。
一番見入っているのは、実は親かもしれません
プロフィールムービーは「ゲストに二人のことを知ってもらうための演出」と思われがちですが、実際には一番じっくり見ているのは、ご両親かもしれません。
新郎新婦は、「この写真ちょっと恥ずかしいな」と思いながら見ているかもしれません。
ゲストは、「こんな子ども時代だったんだ」と新しい一面を知る時間になります。
でも、ご両親だけは見ているものが少し違います。
一枚の写真を見るたびに、
「この服、お気に入りで毎日のように着ていたな」
「この日は熱が下がったばかりで、やっと出かけられたんだよね」
「運動会の前日は緊張してなかなか眠れなかったね」
そんな写真には写っていない出来事まで、一緒に思い出しています。
幼少期の写真は、子育ての日々を思い出す時間になる
赤ちゃんの頃の寝顔、七五三、運動会、入学式…。
新郎新婦にとっては「昔の写真」でも、ご両親にとっては、昨日のことのように思い出せる大切な記憶です。
「この頃は夜泣きが大変だったな。」
「毎朝この制服を着せて送り出していたな。」
そんな記憶が、写真を見るたびによみがえります。
何気なく選んだ一枚でも、ご両親にはその写真の前後にある何年もの思い出が浮かんでいるのです。
家族写真には、その時代の空気まで写っている
家族旅行の写真や、お正月に撮った集合写真。
その一枚には、当時住んでいた家や、よく出かけた場所、家族みんなで笑っていた時間まで映し出されています。
「この頃はまだ小さかったね。」
「この旅行、雨だったけど楽しかったよね。」
そんな会話が自然と生まれるのも、家族写真ならではの魅力です。
新郎新婦が思っている以上に、ご両親は写真一枚一枚を大切に見ています。
最後の「ありがとう」が、何より心に残る
ムービーの最後に添えられる一言は、長い文章である必要はありません。
むしろ、それまで成長の軌跡を見てきたからこそ、短い言葉でも十分に気持ちは伝わります。
写真を見ながら思い出を振り返り、最後に「ありがとう」が添えられる。
その流れがあるからこそ、何気ない一文でも胸に響くのです。
プロフィールムービーは、ゲストへの紹介映像であると同時に、ご両親へ贈る「ありがとう」のメッセージでもあります。
感謝が伝わるコメント例
プロフィールムービーのコメントは、「ありがとう」と一言だけ書くよりも、思い出やエピソードを少し添えることで、より気持ちが伝わります。
長文にする必要はありません。
写真では伝わらない気持ちを一言添えるだけで、何倍も心に残るコメントになります。
親への感謝が伝わるコメント例
- 小さい頃からたくさん心配をかけました。ここまで育ててくれてありがとう。
- 毎日のお弁当が当たり前だと思っていました。今になって、その大変さがよく分かります。
- 習い事や部活の送り迎え、本当にありがとう。あの時間も大切な思い出です。
- 「いってらっしゃい」と送り出してくれた毎朝に、今は感謝しています。
- どんな時も一番近くで応援してくれて、本当にありがとう。
- 反抗期には素直になれなかったけれど、いつも味方でいてくれてありがとう。
- たくさん迷惑もかけたけれど、変わらず見守ってくれたことに感謝しています。
- 結婚準備をして初めて、親の大変さやありがたさに気づきました。
- 今日という日を迎えられたのは、お父さん、お母さんのおかげです。
- これまで育ててくれて、本当にありがとう。
少しやわらかい雰囲気にしたい人向けのコメント例
- 小さい頃から今日まで、本当にいろいろありがとう!
- たくさん笑って、たくさん支えてもらいました。
- また実家に帰ったら、ごはんよろしくね(笑)
- これからも変わらず、私たちらしく歩んでいきます。
- 今度は少しずつ親孝行していきます。
- これからも、変わらず見守っていてください。
- 家族に生まれて本当によかったです。
- まだまだ頼ることもあると思うけれど、これからもよろしくお願いします。
感謝は、あなたらしい形で伝えれば十分

親への感謝を伝える方法に、これが正解というものはありません。
手紙で想いを届ける人もいれば、花束やプレゼントに気持ちを込める人、子育て感謝状や家族写真という形で感謝を残す人もいます。
大切なのは、豪華な演出をすることではなく、ありがとうを伝えようという気持ちです。
そして、プロフィールムービーもまた、ご両親へ感謝を届ける大切な演出のひとつです。
幼い頃の写真や家族との思い出、そして最後に添える一言は、ご両親にとって何よりの贈り物になるかもしれません。
私たちは、プロフィールムービーはゲストに楽しんでもらうだけでなく、ご両親への感謝を伝える時間でもあると考えています。
「どんな写真を選べばいい?」「コメントは何を書けばいい?」と迷ったときは、無理に飾ろうとしなくても大丈夫です。
お二人らしい言葉と、これまで歩んできた思い出を大切にすることで、きっと心に残る一本になります。
結婚式という特別な一日が、ご両親へ「ありがとう」を伝える、かけがえのない時間になりますように。
