カテゴリー:ウェディング準備
結納はやるべき?今どきの結婚準備ガイド
投稿日:2025.09.07更新日:2025.09.26

結婚が決まって、幸せいっぱいの二人。
でも、家族や親戚から「結納はどうするの?」と聞かれて、「結納って…なんだろう」と戸惑ってしまう人もいるかもしれません。
今回は、昔ながらの結納のしきたりや、結納に代わる今どきのスタイルまで解説します。
目次
そもそも結納ってなに?
「結納(ゆいのう)」は、古くから日本に伝わる婚約の儀式です。結婚が、単に二人だけの約束ではなく、これから家族となる両家の絆を結ぶものであることを示しています。この儀式では、一般的に男性側から女性側へ「結納品」や「結納金」を贈ります。
現代の結納事情
かつては、仲人(縁談をまとめる人)を立て、しきたりに沿って結納を行うのが一般的でした。
しかし、今はそうした形式ばった結納を行うカップルはかなり減っています。
最新の調査によると、結納を実施した人は全体のわずか7%ほど。その一方で、7割近くのカップルが「顔合わせ食事会」で済ませています。
この傾向は若い世代ほど顕著です。45〜49歳では半数以上(51%)が結納を経験していますが、20〜30代では約3割と、大幅に低くなっています。
現在、結納を行う場合のほとんどが、仲人を立てずに儀式を簡略化した「略式結納」です。
このように、現代の結婚準備は、伝統的な形式よりも、より柔軟で自分たちらしい形を選ぶ傾向が強くなっています。
結納の代わりになるもの
今は、多くのカップルが自分たちらしい形を選んでいます。主な選択肢は3つです。
略式結納
従来の結納を簡単にしたスタイル。結納金だけを渡したり、結納品を減らしたりします。今は自分たちだけで行うのが主流です。
顔合わせ食事会

両家のあいさつと親睦が主な目的。特別な進行やしきたりはなく、新郎新婦が中心となって進めることが多いです。食事をしながら、お互いの家族を紹介したり、婚約記念品を交換したりします。
結納+食事会
簡単な結納の儀式を行った後、そのまま食事会で親睦を深めるスタイルです。
顔合わせ食事会、どう進める?
顔合わせ食事会は、肩肘張らずに和やかな雰囲気で進められます。一般的な流れは次の通りです。
- 集合・挨拶: まず新郎新婦が両親を紹介。簡単な自己紹介から始めます。
- 乾杯: 新郎、または新郎の父親が挨拶をして、乾杯の音頭を取ります。
- 食事と歓談: 食事を楽しみながら、仕事や趣味の話、結婚式への希望など、自由に会話をします。
- 記念撮影: せっかくだから、みんなで集合写真を撮って思い出に残すカップルが多いです。
- 締めの挨拶: 最後に、新郎や新郎の父親が感謝の言葉を伝えてお開きです。
ホテルや料亭の中には、この流れをスムーズに進めてくれる「顔合わせプラン」があるので、心配な場合は利用してみるのもいいですね。

どうやって決めたらいい?
結納をするかしないか、どう進めるかは、次の点をしっかり確認してから決めましょう。
まずは両家の親に意見を聞く
結納は親の希望や地域の習慣が大きく影響します。まずは両家の考えをしっかり聞くことが大切です。
地域の習慣を調べる
地域によって結納の考え方に差があります。特に東北地方では、結納を行う割合が比較的高いようです。
費用や準備の負担を考える
誰か一人に負担がかかりすぎないか、両家で話し合って決めましょう。
大切なのは『両家が納得して、気持ちよく結婚準備を進められること』です。どちらか一方の意見を押し通すのではなく、みんなで話し合って決めることが大切です。
みんなが気持ちよく一歩を踏み出せるように
結納は、もともと両家を結びつけるための大切な儀式です。でも、今は必ずしなければいけないものではありません。
結婚の形が時代とともに変わってきているように、婚約の方法も自分たちのスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。両家が気持ちよく新しい一歩を踏み出せるように、しっかり話し合って決めてください。
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