プロフィールムービーで結婚式を彩る

京都エタニティ

カテゴリー:ウェディング準備

【今さら聞けない】結婚式の立ち位置の基本とスタイル別の違い

投稿日:2025.09.10更新日:2025.09.26

【今さら聞けない】結婚式の立ち位置の基本とスタイル別の違いのイメージ

結婚式では、新郎が右側、新婦が左側に立つのが基本で、世界的にも共通の慣習です。どの式場でもほぼ同じルールが適用されています。

本記事では、なぜこの立ち位置になったのか、その理由や式のスタイルごとの違いを分かりやすく整理してご紹介します。

基本の立ち位置:新郎は右、新婦は左

結婚式では新郎が右側、新婦が左側に立つのが基本です。
これは世界的にも共通の慣習となっています。

この配置は挙式だけでなく、写真撮影や披露宴でも同様に使われます。つまり、結婚式のあらゆる場面で一貫したルールが適用されているということです。

なぜ「新郎が右」なの?

この立ち位置の由来は、中世ヨーロッパの戦いの習慣にあると言われています。

当時の男性は、利き手の右に剣を、左に盾を持って戦っていました。女性を守る際も、左手の盾で女性を守り、右手の剣で敵に備えていたのです。

現代の結婚式でも、この名残を見ることができます。新郎が右手にグローブを持ち、左手で新婦をエスコートする所作は、まさにその伝統を受け継いだものと言えるでしょう。

挙式スタイル別の立ち位置

1. キリスト教式

キリスト教式では、入場時から新郎が右・新婦が左という立ち位置が一般的です。

さらに、祭壇に向かって右側の席が新郎の親族や友人、左側が新婦の親族や友人といったように、ゲストの配置も左右に分かれます。

2. 神前式・仏前式

和装の伝統的な儀式でも、新郎が右・新婦が左という立ち位置が多く見られます。

ただし、これは必ずしも西洋の影響だけが理由ではありません。日本の伝統的な上座・下座の概念や、地域・会場ごとの慣習が影響していることも多いのが特徴です。

3. 人前式

人前式では、立ち位置が逆に見えます。

これは、ふたりがゲストに向けて誓う形式のため、視点によって見え方が異なるもので、実際の配置は新郎右・新婦左が基本です。

式場によっては、立ち位置やゲスト席をアレンジする場合もあるため、事前に相談しておくことが大切です。

入場・退場時の立ち位置の配慮

ここまで説明した立ち位置は「入場時」のものです。キリスト教式の挙式の場合、入場時は新郎は右、新婦は左と自分のゲスト側を歩きます。退場時は、ふたりが向きを変えゲストの席側とは逆の方を新郎新婦が歩いて退場します。

「退場のときに、新郎のゲスト側を歩きたい」「新婦のゲストに近くで感謝を伝えたい」といった希望がある場合、事前にプランナーに相談すれば、立ち位置を調整してくれることがあります。希望があれば、遠慮せずに伝えてください。

結婚式での立ち位置に込められた想い

「新郎右・新婦左」という配置には、愛する人を守りたいという想いが込められており、現代でもその精神は受け継がれています。どの挙式スタイルを選んでも、基本的なルールは共通しています。

一番大切なのは、ふたりらしい結婚式を作り上げること。ルールにとらわれず、立ち位置に特別な希望がある場合は、遠慮なくプランナーに相談して、後悔しない挙式にしてください。

京都エタニティは、ウェディングムービーを制作しております。
お気軽にお問合せください。

プロフィールムービープラン一覧
オープニングムービープラン一覧
サンクスムービープラン一覧
エンドロールプラン一覧