カテゴリー:ウェディング準備
ベールダウンとジャケットセレモニーで、心に残る結婚式に
投稿日:2025.08.19更新日:2025.08.21

「ベールダウン」「ジャケットセレモニー」をご存じでしょうか。
結婚式には、指輪交換やケーキ入刀のような定番演出があります。
でも最近、「少しだけ特別な瞬間を取り入れたい」と考えるカップルの間で人気なのが「ベールダウン」 と 「ジャケットセレモニー」 です。
どちらも特別な準備は要りません。華やかなものではありませんが、新しい人生の門出で、親が子どもにしてあげられる最後の贈り物のような、意味深い演出です。
目次
ベールダウン-「この娘を守ってください」の気持ち
ベールダウンは、花嫁がチャペルに入る直前に行います。
ベールダウンとは
花嫁の顔にかかっているウェディングベールを、親(大抵は母親)や親族の方がそっと下ろしてくれます。これが、ベールダウンです。
込められた意味
ウエディングベールの起源は、紀元前の古代ギリシャやローマ時代までさかのぼります。
当時のベールは、花嫁を「悪霊や邪悪なものから守る魔除け」として使われていました。また、ベールで顔を覆うことで、結婚まで花嫁の身を周囲の目から守る、お守りのような意味合いもありました。
そして、親・親族の方がこのベールを下ろすことは、「娘を無事に育て上げ、新たな人生へと送り出す」という、保護者としての最後の役目を果たすことを意味しています。

「大きくなったね」「幸せになってね」という言葉が聞こえてきそうですね。お互いに、これまでの感謝を伝える、大切な時間でもあります。
いつ行う?
多くは、挙式が始まる直前、チャペルの入り口で行われます。新郎と合流する前、親・親族の方と二人きりで過ごす最後の時間なので、感極まって涙ぐむ花嫁も少なくありません。
ジャケットセレモニー-門出を迎えた息子へのエール
ベールダウンは知っていても、ジャケットセレモニーは初めて聞いた、という方もいるかもしれません。これは、新郎が行うセレモニーです。
ジャケットセレモニーとは
新郎がタキシードのジャケットを、父親母親、時には家族に羽織らせてもらう演出です。
込められた意味
ベールダウンが「守る」という意味合いが強いのに対し、こちらは「新しい門出を祝う」意味合いが強いセレモニーです。
新郎がこれから新婦を守り、新しい家庭を築いていくという決意を固める。
ご両親やご親族は、その背中をそっと押し、温かく見守ります。「しっかりやりなさいよ」と、ユーモアを交えつつも、深い愛情を感じられる素敵な瞬間です。
いつ行う?
こちらも挙式前にチャペルの入り口で行うことが多いです。新郎の入場前に、家族親族との時間を作ることができます。

感動の演出にするには-大切なのは準備と気持ち
ベールダウンもジャケットセレモニーも、心温まる演出ですが、スムーズに行うためにはいくつかの準備が必要です。
事前に家族・親族と相談しよう
まずは、ご両親やお願いしたい親族の方に、この演出をしたいと伝えましょう。
そして、タイミングや場所をしっかり確認しておくことが大切です。
当日、慌ててしまうことがないように、事前にリハーサルをしておくのもおすすめです。
小物や衣装の準備
ベールやジャケットはもちろん、その後に身に着けるグローブや手に取るブーケなども、手近な場所に準備しておきましょう。
思い出として記録しておこう
この感動的な瞬間を、写真や動画で記録しておくのも良いアイデアです。
後から見返したときに、その時の光、空気、音がよみがえります。
ご両親にとっても、最高の思い出になるでしょう。
家族の絆を感じる温かい時間に

ベールダウンとジャケットセレモニーは、ご両親や家族からの愛情と祝福を象徴する演出です。
これらのセレモニーは、ご家族との絆を再認識する機会となり、式に温かさを加えます。
結婚式という特別な日に、こうした演出を取り入れることで、より記憶に残るものにすることができるでしょう。
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